top of page
服部洋子

こんにちは

私の体験などは全く大したことではありません。皆さんの方がもっと色んな体験をされたことでしょう。でも今もし手指のことや体のことで悩みをお持ちならご相談下さい。指が弱いからと言って筋肉トレーニングに走られませんよう、それだけははっきりお伝えしておきます。それなら指立てで逆立ちして歩けるかもしれませんが、ピアノの演奏は決して良くなりません。現代ピアノはもともと大きく強い音まで出せる楽器です。『もっと大きな音を』、『もっと強い音を』と追い立てるピアノ教師には付くべきではありません。そのような先生の音は汚いはずです。

ピアノ奏法のこと、小園先生のこと、藤本先生のこと

私の「師」と言える人は三人いますがまずその一人、
子供時代に、レオニード・クロイツァーの愛弟子であった小園登史子先生(故人)からみっちりピアノ奏法を教わりました 。
小園先生は弟子たちにご自分のメソッドを教えるため様々な形でテキストやカードを手作りし与えてくださいました。そして先生はドイツ正統派を受け継ぐ者としていつもそのことを誇りにしていらっしゃいました。
奏法で一番重要だったものは、「SG」(スローグループ)、「FG」(ファーストグループ)と先生が名づけられた奏法です。
「SG」 は長い音をきれいに歌って弾く時に使い、「FG」は速いパッセージを美しく小気味良く奏でる場合に使うのです。
どこで手をDownさせるか、どこでUpさせるか、Downさせたあとどこで力を抜きどう保つか・・・・・、何をするときでも一貫性のある指導を受けました。自分ではできたのかどうか良く分からないでいたこともありました。........

フィンガートレーニングの藤本雅美先生(故人)と出会ったのは演奏活動のさ中です。先生の本をたまたま本屋で見つけたのです。自分で本を見ながらやってみて これは有用だ!とすぐに藤本先生に連絡しました。
私がフィンガートレーニングに何を求めていたのかというと、最終的な分離感覚の完成だと言えます。先生ははっきりと演奏中の脱力・分離という言葉を使っていました。小園先生がDownの中に脱力と分離があることを示され教え込んでくださっていたおかげで、あとは分離の感覚を自分で研ぎ澄ませて行くだけでよかったのです。

藤本先生はそんな私の様子を分かってくださったのか、淡々と次々テキストを追って進めてくださいました。時々テキストには無いアイデアも見せてくださいました。そして、トレーニングに使う無音鍵盤を私のために特別仕様の物を用意して下さいました。(今もその無音鍵盤は健在で、自分でメンテナンスをしながらPSEでは皆さんのレッスンでそれを使っています。)

ある時藤本先生のレッスン中に小園先生の話になりました。藤本先生と小園先生は特別親しくはないまでも互いを知り合う仲でした。藤本先生は小園先生の日本人離れした発想のことももちろん分かっておいででした。『速いパッセージでも黒鍵へ親指をどんどん持ってくる人だった』という話になりました。私はもちろんそのように習いました(助かっています)。


続きを読む→脱力感・分離感の正体

連絡先

私はいつも新しくエキサイティングな機会を探しています。ご連絡ください。(初めはメールでお願いします。

ここに電話番号をお知らせすると関係のない電話も来ますので悪しからず。)

bottom of page